当店ではフィンランドの文化をテーマとした製品づくりとその展示を2018年夏に谷中の旅するミシン店で、2019年春にジュンク堂書店池袋本店さんで行い、ご好評をいただきました。
2019年8月開催中の紀伊國屋書店札幌本店さんにおける「旅するミシン店の札幌出張販売」の中でもフィンランドをテーマにした作品を展示しております。
フィンランド語の単語をモチーフにしたTシャツ、エコバッグ、布小物を出展しております。
北海道とフィンランドは共通点やゆかりも複数あります。
(1)ほぼ同じ人口規模
北海道 537万人(2016年)
フィンランド 550万人(2017年)
(2)隣国はロシア
北方領土と接する根室海峡の距離 約130キロ
フィンランド・ロシア国境線 約1300キロ
(3)じゃがいもが主要農産物
北海道 年間 約190万トン(2017年)
フィンランド 年間 約61万トン(2017年)
(4)道都・首都の雪の期間がおおよそいっしょ
札幌 初雪 10月28日(平年) 終雪4月3日(平年)
ヘルシンキ(バンター空港) 初雪 10月23日(2018年) 終雪 4月19日(2019年)
(5)ヒグマが自然のシンボル(神話で神格化)
キヤイ(kiyai):アイヌ語
カハル(Kaharu):フィンランド語
(6)フィンランド人の日本初上陸地は北海道
1792年10月20日 ロシア帝国軍人のフィンランド人アダム・ラクスマンが根室到着。1793年6月8日函館到着。
(7)北海道大学の前身である札幌農学校の二期生の新渡戸稲造(後に同農学校教授)が、国際連盟事務次長時代にフィンランドとスウェーデンの間帰属で紛争していたオーランド諸島の帰属の裁定で中心的な役割を担い、フィンランドの自治領として決着(1921年)。
※データ出展:北海道庁・札幌市・気象庁・農水省・外務省/フィンランド気象庁・農水省・外務省・統計局・観光局の各ホームページより
国としてフィンランド・フィンランド文化の見方が変わる、『物語 フィンランドの歴史』(石野裕子著、中公新書)もフェア会場に展示しております。フェアに来場される札幌・北海道の皆様にフィンランドをテーマにした作品・展示をお楽しみいただければ幸いです。