【御礼】「旅するミシン店の札幌出張販売」(於紀伊國屋書店札幌本店)無事会期終了しました。

紀伊國屋書店札幌本店さんでの「旅するミシン店の札幌出張販売(2022年)」、おかげさまで好評のうちに2022年8月1日から9月5日までの会期を終了しました。

ご来場いただいた方、応援してくださった方、設営・運営の方、に心より感謝いたします。

通常のブックカバーの他、北海道カラーの電車柄ブックカバー、水筒ポシェットが特に好評でした。

札幌会場に来てくださったお客様とまたどこかでお会いするのを楽しみにしております。

フェアは終わりましたが、旅するミシン店発行の書籍は当面の間札幌本店さんに置いていただけますので、ぜひ札幌駅前にお越しのときは札幌本店さんにお越しください。

22年8月「旅するミシン店の札幌出張販売」開催します(於紀伊國屋書店札幌本店)

2022年7月30日(土)~8月末、札幌駅前の紀伊國屋書店札幌本店さんにて「旅するミシン店の札幌出張販売」のフェアを開催します。

ブックカバー各サイズをはじめ、カードケース、水筒ポシェットなど楽しいグッズが紀伊國屋書店札幌本店さんに出品します。当店発行の書籍もあります。カラスの街・札幌にちなんでカラスと鳥柄を多めに出したいと思います。

一点ものも少々出す予定です。出品情報については当店のSNS(Twitter, Instagram)をご覧ください。
ご来場お待ちしております。

新刊書籍『カラス学者の回想録』発売について

2022年5月にカラス学者として著名な松原始先生の新著『カラス学者の回想録』を発売しました。

舞台は京都大学とその所在地・京都市左京区百万遍。当店で出版した『カラスと京都』の姉妹編でもあります。

 

本書は一言でいえば2000年代以降失われつつある学生たちの「場」を描いたものです。

戦前のエリートたちの旧制高校から団塊の世代の学生運動が最高潮に達した1960年代まで、大学には学生文化があり学生たちが集い暮らす学生街が大都市圏に存在し、漫画をはじめとするサブカルチャー文化の揺籃地となっていました。しかしながら、西の百万遍、東の早稲田のような古くからの学生街は2000年代から急速に進行した少子高齢化やコミュニケーションのIT化、都心回帰による土地開発などによって、コミュニティとしての性質を失いつつあります。

著者は現在カラス研究者として知られる松原始博士。生態観察さながらの冷静な視点で、1990年代~2000年代はじめの自由な京大カルチャー、理学部生の学生の生態と学生街としての百万遍の情景を点描したエッセイです。

百万遍の地下のバーで古生物の進化と分裂を夢想していた理学生―
スティーブン・J・グールドの『ワンダフル・ライフ』によって90年代当時の生物界でブームとなったカンブリア紀の爆発進化についての思索も挿入されています。

この本は「ミック(Mick)」「ふぁんてん」「おらんじゅ」「ひらがな館」「北白川バッティングセンター」をはじめとした、学生街としての百万遍を形成していた場所の記録・回想録でもあります。

お取扱店・書誌情報は下記のページをご観ください
https://tabisurumishinten.com/?page_id=5131

本書を手にとっていただいた方にとって、この本が精神的・物理的な「たまり場」への少しばかりのいざないになれば制作者として幸甚に存じます。