【出展報告】京都・上賀茂手づくり市(2023年10月22日)

旅するミシン店では毎年1回のペースで京都市の上賀茂神社内で開催されている「上賀茂手づくり市」に出展しています。本日、10月22日(日)の京都・上賀茂手づくり市もおかげさまで無事終了しました。

天気にも恵まれさわやかな秋の日、ひさしぶりにみなさんにお越しいただきとても楽しいひとときでした。ありがとうございました。

以前制作したものを身につけて来てくださった方もいらっしゃってとてもうれしかったです。

また上賀茂神社の手づくり市に来よう!と心から思える一日でした。

他のイベントなどと重なったこともありあまり充分な告知はできませんでしたが、当日たくさんの一点もの作品を出すことができました。

手づくり市スタッフ、お隣のブースの方にもよくしていただき感謝です。

お忙しい中、ご来場いただきありがとうございました。

【フェアのお知らせ】
ポップアップショップ@有隣堂ルミネ横浜店(23年10月3日)

※(23年11月10日追記)本企画は23年11月6日に無事全日程を終了いたしました。ご来場・お買い上げいただいたお客様、運営いただいた横浜店スタッフ各位に心より御礼申し上げます。

横浜駅に直結する有隣堂ルミネ横浜店さんでのポップアップショップが始まりました。会期は23年10月3日(火)より約1ヶ月間です。

展示場所はレジ近くの大きなフェア用フェア台です。

ブックカバー、Tシャツ、手ぬぐい、書籍、カレンダー、缶バッジ、紙小物などレギュラー製品に加え、手描き小銭入れや手描きエコトートバッグなどの一点ものを会期中に出展します。出品物は当店のSNSで会期中随時お知らせいたします。

有隣堂さんは横浜駅中央改札からすぐです。横浜駅ご利用のお客様はぜひお立ち寄りください。

京都・木屋町 ミック(Mick)ー書籍『カラス学者の回想録』ゆかりのお店紹介

松原始先生の著書『カラス学者の回想録』は京都 百万遍にあった伝説的な地下バー「ミック (mick) 」を中心に描いています。

百万遍ミックは2011年に閉店していますが、流れを受け継いだ店が京都河原町駅の北側の繁華街・木屋町の中にあります。

“木屋町 ミック”

百万遍ミックは開店当初から安藤郁也さん安藤一枝さんご夫妻による共同経営でしたが、妻の一枝さんが独立して1974年にオープンしたのがこの #木屋町ミック です。

場所は西木屋町のナイトバー街の中。Google mapsでは「木屋町 ミック」とご検索ください。

現在のオーナーは馬渕さん。常連さんお嬢様で、2017年に一枝さんからお店を継承して経営されています。

入り口のドアの上には郁也さんがブリューゲルの絵をモチーフにデザインした実にかっこいい看板があります(老朽化で中に入れたそうです)。お店が別になっても郁也さんと一枝さんは仲が良く、折々で協力されていたそうです。

お店に入るとウィリアム・モリスの意匠で張り巡らせた天井の壁紙が印象的です。これは馬渕さんがコロナ期に整備したものですが、入店した時から非日常感に浸れます。

馬渕さんはお酒があまり飲めない管理人と店長相手にも優しい接客と興味深いお話を続けてくださり、さすが大人の社交場のオーナー。淹れてくださったコーヒーも美味しかったです。

木屋町ミックのお客さんは一枝さんが独立後から 京大生の客がついてたこともあり今も京大OB が多いとのこと。

郁也さんは京都の伝説的なキャバレー「ベラミ 」の元バーテンダーでかなりのプレイボーイ、一枝さんも京大生男子たちがクラクラするような「大人の女性」。

カッコいい安藤夫妻、ミックを引き継いだ馬渕さん。お三人ともアートを愛し、人がリラックスして過ごせる社交の場所をつくっています。

営業日時はInstagramのアカウントをご検索ください。基本的は19時スタートで0時30分ラストオーダー。

住所: 京都府京都市中京区紙屋町373−1 紙屋会館2階

2024年は木屋町ミックが開店50周年。百万遍ミックの伝統も入ったこの木屋町ミックが世代を超えた社交場として続くことを願ってやみません。