メディア掲載のお知らせ (『散歩の達人』2023年1月号)

『散歩の達人』 (交通新聞社)の2023年1月号・第322号の「谷中・根津・千駄木」特集に旅するミシン店のことが紹介されています。

同誌はディープでかつ感度が高い東京・関東エリアの街歩き情報を取材・掲載されていますが、当店のことも含めていただき大変光栄です。またコロナ禍明けの谷根千エリアの街の貴重な記録でもあります。

詳しい情報は下記の紹介ページをご覧ください。

https://san-tatsu.jp/info/215793/

北関東の移民グルメ、ウクライナ特集も経済されており濃度の濃い1月号です。書店さんで買えなくなった後も、電子書籍サイトなどから簡単に読めますので、ぜひ目を通して見てください。

京都・木屋町 ミック(Mick)ー書籍『カラス学者の回想録』ゆかりのお店紹介

松原始先生の著書『カラス学者の回想録』は京都 百万遍にあった伝説的な地下バー「ミック (mick) 」を中心に描いています。

百万遍ミックは2011年に閉店していますが、流れを受け継いだ店が京都河原町駅の北側の繁華街・木屋町の中にあります。

“木屋町 ミック”

百万遍ミックは開店当初から安藤郁也さん安藤一枝さんご夫妻による共同経営でしたが、妻の一枝さんが独立して1974年にオープンしたのがこの #木屋町ミック です。

場所は西木屋町のナイトバー街の中。Google mapsでは「木屋町 ミック」とご検索ください。

現在のオーナーは馬渕さん。常連さんお嬢様で、2017年に一枝さんからお店を継承して経営されています。

入り口のドアの上には郁也さんがブリューゲルの絵をモチーフにデザインした実にかっこいい看板があります(老朽化で中に入れたそうです)。お店が別になっても郁也さんと一枝さんは仲が良く、折々で協力されていたそうです。

お店に入るとウィリアム・モリスの意匠で張り巡らせた天井の壁紙が印象的です。これは馬渕さんがコロナ期に整備したものですが、入店した時から非日常感に浸れます。

馬渕さんはお酒があまり飲めない管理人と店長相手にも優しい接客と興味深いお話を続けてくださり、さすが大人の社交場のオーナー。淹れてくださったコーヒーも美味しかったです。

木屋町ミックのお客さんは一枝さんが独立後から 京大生の客がついてたこともあり今も京大OB が多いとのこと。

郁也さんは京都の伝説的なキャバレー「ベラミ 」の元バーテンダーでかなりのプレイボーイ、一枝さんも京大生男子たちがクラクラするような「大人の女性」。

カッコいい安藤夫妻、ミックを引き継いだ馬渕さん。お三人ともアートを愛し、人がリラックスして過ごせる社交の場所をつくっています。

営業日時はInstagramのアカウントをご検索ください。基本的は19時スタートで0時30分ラストオーダー。

住所: 京都府京都市中京区紙屋町373−1 紙屋会館2階

2024年は木屋町ミックが開店50周年。百万遍ミックの伝統も入ったこの木屋町ミックが世代を超えた社交場として続くことを願ってやみません。

23年2月26日(日)「雑司ヶ谷 手創り市」出品します。

東京・池袋の南。雑司ヶ谷の鬼子母神で、23年2月26日(日)午前10時~午後4時に開催される「雑司ヶ谷 手創り市」に旅するミシン店は出店いたします。市の詳細は下記のページをご覧ください。

https://tezukuriichi.com/home.html

手創り市は雨天中止となります。当日の朝7時ごろまで上記のページに開催の有無が発表されますのでご確認をお願いいたします。当店のSNSでもお知らせいたします。

出品物はブックカバーをはじめ一点ものの作品も出したいと思います。鬼子母神の手創り市はななせ店長の原点のひとつです。天候に恵まれ皆様にお会いできることを楽しみにしております。