左京区百万遍(仮)


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京都大学はノーベル賞受賞者を複数生んだ学問の楽園地というだけではなく、1960年~70年代のフォークカルチャーを生んだアンダーグラウンドとサブカルチャーの中心地でもありました。また、2000年代にかけては「恵文社一乗寺店」「ガケ書房(現ホホホ座)」など全国区のカルチャースポットも登場し、左京区は全国区の文化エリアとして発信を続けています。

IT技術とグローバル企業システム・サービスの普及浸透により、日本でも1990年代後半以降、社会における生活構造は大きく変わって行きました。1990年代まで京都市の端にある左京区は文化的・生活圏的ガラパゴスであり、そこには学生たちが時間を共有する数多くの「場」がありました。そして、その「場」は時代の流れとともに2000年代以降、多くが失われました。

『カラスと京都』で生物学の視線から京都の街を描いてきた松原始先生。今回は京大の本拠地である百万遍中心として、かつて90年代の左京区にあった「場」を描きます。

予定タイトル:『左京区百万遍 ―京大理学生の生息地(仮)』
著・イラスト:松原始(東京大学総合研究博物館)
イラスト:植木ななせ(旅するミシン店)
予定ページ数:180~200
本の判型:四六判ソフトカバー
予価:本体1500円
発売目標:2020年内
発売:北海道・首都圏・関西の一部書店、オンライン書店他
発行:旅するミシン店