那覇「BOOK Cafe&hall ゆかるひ」さんで当店のブックカバー取扱い開始しました。

那覇のメインストリート「国際通り」の北側・久茂地。1980年代にこの地に「夢空間」さんという絵本専門店がありました。この絵本店のオーナーだった屋嘉道子さんが2016年にオープンしたのが「BOOK Cafe&hall ゆかるひ」さんです。

https://yukaruhi.weebly.com/

「ゆかるひ」は琉球語で「佳き日」という意味です。”沖縄の宝をさがして出会えたその日が「ゆかるひ」。”ということから店名を命名されています。その由来の通り、店内は沖縄・琉球文化に関わる本や工芸品が展示されています。あるご縁があって、その一角に当店の文庫ブックカバーも置いていただくことになりました。ブックカバーはできるだけ柄のバリエーションを豊かにし、裏地は沖縄県内で購入した生地をなるべく多く使うようにしています。

久茂地は東京でいうと銀座・新宿にあたる、繁華街+ビジネスの中心を那覇で担っているエリアです。道子さんは今のゆかるひさんと同じビル内で絵本専門店を開業後、ご結婚で長野へ移住。基地の問題などで苦悩する故郷を見て、那覇で再びお店をすることを決意されたそうです。道子さんのことは地元紙でもたびたび紹介されています。

琉球新報による紹介記事

地元紙に掲載された道子さんのエッセイ

ゆかるひさんの書棚は那覇のアート関係の古書店である言事堂さんが担当されており、沖縄関連書籍を中心に深い選書が提供されています。カフェスペースでは、那覇と嫁ぎ先の長野の両方の味を知る道子さんがつくる自然志向の心身に優しいランチも楽しめます。約60人が収容できるイベントスペースもあり、音楽、舞踊、映画上映、沖縄の作家による作品展示、沖縄の様々な側面を知るトークイベントからヨガイベントなど多分野の催し物が頻繁に開催されています。

当店もブックカバーを置いていただけることなり、ブックカバーの魅力を那覇・沖縄の方に知ってもらえるよう、製品づくりを工夫してゆきます。

沖縄ご在住、また那覇へご旅行されるお客様はぜひ「ゆかるひ」さんをのぞいみてください!

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Book Cafe&Hall ゆかるひ
住所:那覇市久茂地3-4-10久茂地YAKAビル3F
(最寄り駅:ゆいレール「県庁前」)
ホームページ:https://yukaruhi.weebly.com/
Facebook:https://www.facebook.com/yukaruhi/
電話:098−860−3270
営業時間:11:00~18時ごろ(日没)
定休日:毎週火曜日および水曜日

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The Book-Cafe and culture venue “Yukaruhi” in Naha, Okinawa started to sell the Book-cover of Tabisurumishintenl, from June of 2019.

“Yukaruhi(ゆかるひ)” means “A Good Day” in Okinawa(Ryukyu) languages.

Yukaruhi sell the books about Okinawa and craft works by Okinawan creators. In the cafe space, you can have the natural meals that reflects the Okinawa and Japanese culture. Many events about Okinawa and Asian culture is taking palace in Yukaruhi.

“Book Cafe & Hall Yukaruhi”(ゆかるひ)
Adress: 3rd floor of Yaka-Building, 3-4-10 Kumoji, Naha, Okinawa.
Telephone(in Japan): 098−860−3270
Business hour: 11am to about 6pm(sunset time).
Business holiday: every Tuesday and Wednesday.

「旅するミシン店の沖縄フェア」(2018年春~夏)

旅するミシン店では4月に沖縄を訪れ、那覇、名護などの生地屋さんで琉球舞踊・晴れ着用の反物・生地を仕入れてきました。

沖縄には芭蕉布、紅型(びんがた)、花織、ミンサーなど独自の伝統を持つ生地が多数あります。現在、それらの伝統生地は伝統継承者の職人により手織り・手染めされており、本物が持つ質感を備え、日本の伝統織の中でも最高級品クラスの品として知られています。

当店は日用品として製品を制作しているため、購入した生地は機械織の普及品になりますが、沖縄各地の伝統織のデザインを受け継いだもので、いずれも沖縄県内でしか入手が難しいものです。

それらの生地を使ったブックカバー、バッグ類、コースター・カードケースなどの布小物の製品を夏まで継続的に谷中店、各取扱店様、フェアで展開して参ります。

また谷中店ではミニ写真展も展示しています。ご来店の際はぜひご覧ください。

沖縄の生地にご興味を持たれた方は以下の本もおすすめまします。

>>柳宗悦『手仕事の日本』(岩波文庫他)
https://honto.jp/netstore/pd-book_03494185.html
(近代化の中でないがしろにされていた琉球の伝統文化を再評価した民芸運動創始者の主著のひとつ)

>>澤地久枝『琉球布紀行』(新潮文庫)
https://honto.jp/netstore/pd-book_02425645.html
(沖縄戦で一度壊滅した琉球の伝統生地の生産を、戦後に復興した人たちの物語)

佐倉と「古書くさかんむり」(佐倉市美術館内)訪問記

城下町・佐倉(千葉県)の中心街にある佐倉市立美術館に、当店のブックカバーのお取扱い店である「古書くさかんむり」さんがあります。今回お邪魔してきましたので、写真を中心にご紹介します。

昨年10月の紹介記事と併せてご覧ください。
https://tabisurumishinten.com/?p=3851

佐倉の街には城址公園があるだけでなく、城下町時代の町割りがそのまま残っています。その名残として道路の幅が比較的狭く、道路への隅切りがない直角の交差点が残っていることろなどは、同じ城下町の松本市の旧市街と似ていると感じました。

中心街から少し歩くと武家屋敷の竹林など、城下町ならではの情景が残っていました。

くさかんむりさんのある佐倉市美術館が立地する新町は江戸時代から城下町の中心で、今も通りには古い商店がいくつか並んでいます。

美術館は大正時代に建てられた銀行のレンガ造りの建物が正面エントランスになっており、奥がコンクリート造りの本館になっています。入館無料で、原則月曜日休館(月曜祝日の場合はその翌日に休館)。開館時間は10時~18時です。館内にあるくさかんむりさんの営業時間も同様です。

くさかんむりさんは本館の1階入り口そばのスペースにあります。美術館内の古書店としてアート関係の中古書を中心に、文学、地元関連書なのの古書を幅広く取り扱っていました。また公式のミュージアムショップを兼ねているため美術館の公式発刊物もあります。

訪問して印象的だったのはアート関係の技術書や雑誌類の選書が多かったことで、店長ともども購入させていただきました。佐倉・印旛郡・千葉の地元書籍も充実していて、地元の方と思しきお客様が購入されていました。

当店のブックカバーは文庫・新書・四六判ハードカバーの各サイズを置いていただいております。なるべくバランスよく幅広い柄を展示していただけるよう制作・送品しております。

くさかんむりさんと同じ1階にある「カフェ ブォナ ジョルナータ」さんは屋内テラス型の開放的雰囲気の中で、美味しいサンドイッチとコーヒーをいただきました。ゆったりと休憩されるのにとてもいい場所です。

佐倉市には、DIC川村記念美術館や国立歴史民俗博物館などの魅力的な施設があり、くさかんむりさんがある中心街の新町周辺も含めて周遊されるのも面白いと思います。

また、毎年、佐倉城址公園で千葉を代表するアート&クラフトフェアである「にわのわ」さんも開催されています。今年2019年は6月1日と2日ですが、このイベントを機会に歴史ある佐倉巡りもいいかもしれません。

佐倉の中心街へは旅するミシン店の最寄り駅である東京の「日暮里駅」から、京成電鉄の成田空港行き「一般特急」電車利用が最速ルートです(約1時間)。また、佐倉市立美術館には道路向かい側に無料の市営駐車場もありますが、土休日は混雑で駐車できない可能性があります。

佐倉の歴史と見どころについてはこちらの地域NPOの記事が参考になると思います。

佐倉藩は規模は小さかったのですが、徳川家と縁が深い譜代大名の堀田家が領主となり、藩主が幕府の老中をつとめたりと歴史的に重要な役割を果たしました。幕末には蘭医学が導入され、東京大学医学部や順天堂大学を創立した医学者を輩出しています。小田原とともに東京に最も近い城下町と言えます。

佐倉を訪問されるときは、ぜひ中心街にある佐倉市美術館と古書くさかんむりさんもあわせてのぞいてみてください。